所得税計算ツール|2026年度の制度で年収から自動計算

年収から所得税を計算する

年間の所得税 57,200円

月あたり約 4,767円。適用される税率は 5%、年収に対する実効税率は 1.43% です。

所得税の計算過程
ステップ金額
給与収入4,000,000円
− 給与所得控除1,239,999円
− 社会保険料控除598,951円
− 基礎控除1,040,000円
− 扶養控除0円
= 課税所得1,121,000円
所得税(復興特別所得税2.1%込み)57,200円
参考:住民税175,600円

2026年度(令和8年度)の制度で計算しています(料率の取得日:2026年8月29日)。出典:国税庁タックスアンサー No.2260「所得税の税率」国税庁「令和8年4月源泉所得税の改正のあらまし」⑴

所得税計算ツールの使い方

1. 年収(額面)を入れる

源泉徴収票の「支払金額」にあたる額です。手取りではありません。

2. 年齢と扶養人数を入れる

年齢は介護保険料(40〜64歳)の判定に、扶養人数は扶養控除の計算に使います。

3. 課税所得までの内訳を確認する

所得税は年収に直接かかりません。年収 − 給与所得控除 − 社会保険料控除 − 基礎控除 − 扶養控除=課税所得に税率をかけます。

計算に使っている2026年度(令和8年分)の税率・控除額

所得税の速算表

課税所得税率控除額
1,949,000円以下5%0円
3,299,000円以下10%97,500円
6,949,000円以下20%427,500円
8,999,000円以下23%636,000円
17,999,000円以下33%1,536,000円
39,999,000円以下40%2,796,000円
40,000,000円以上45%4,796,000円

これに復興特別所得税 2.1%が上乗せされます(令和19年分まで)。

令和8年分で変わった控除額

控除令和8年分改正前
給与所得控除の最低保障額74万円65万円
基礎控除(合計所得489万円以下)104万円95万円
扶養親族等の所得要件62万円58万円

タックスアンサーの数字は古いことがあります。国税庁 No.1199・No.1410 は「令和7年4月1日現在法令等」のままで、令和8年分の欄に改正の数字(基礎控除95万円・給与所得控除65万円)が載っています。正しいのは「令和8年4月源泉所得税の改正のあらまし」です。当サイトはそちらを使っています。

所得税計算でよくある間違い

年収にそのまま税率をかけてしまう

税率をかけるのは課税所得です。年収400万円でも課税所得は約112万円しかありません。

社会保険料を引き忘れる

払った社会保険料は全額が所得控除になります。年収400万円なら約59.9万円で、これを引き忘れると税額が大きくずれます。

基礎控除を48万円のままで計算する

令和8年分の基礎控除は合計所得489万円以下なら104万円です。48万円は令和6年分までの数字です。

毎月の源泉徴収額を12倍する

令和8年は過渡期で、毎月の源泉徴収は改正前の税額表を使っています。12倍しても年税額にはなりません。

年収別の所得税・住民税の目安

東京都・35歳・扶養0人・賞与なしの場合
年収所得税(年)住民税(年)手取り(年)
300万円26,600円115,700円2,399,972円
400万円57,200円175,600円3,168,245円
500万円91,600円243,100円3,942,168円
600万円149,300円307,300円4,662,000円
800万円434,400円453,000円5,947,640円
1000万円822,200円637,900円7,274,225円

東京都・35歳・扶養0人・賞与なしの場合。年収600万円あたりまでは住民税のほうが高いのが分かります。

よくある質問(FAQ)

所得税は年収いくらから、かかりますか?

令和8年分は給与収入178万円を超えると所得税がかかります。給与所得控除の最低保障74万円と基礎控除104万円を足した金額です。令和7年分までの123万円・160万円という数字は改正前のものなので、そのまま使うと間違えます。

所得税の税率は何%ですか?

課税所得に応じて5%・10%・20%・23%・33%・40%・45%の7段階です。年収ではなく、給与所得控除・社会保険料控除・基礎控除などを引いた後の課税所得で決まります。さらに復興特別所得税として税額の2.1%が上乗せされます。

年収400万円の所得税はいくらですか?

東京都・35歳・扶養0人なら年57,200円です。給与所得控除124万円、社会保険料約59.9万円、基礎控除104万円を引いた課税所得約112万円に5%をかけて計算します。

所得税と住民税はどちらが高いですか?

年収600万円くらいまでは住民税のほうが高くなります。住民税は課税所得に一律10%かかるうえ、基礎控除が43万円と所得税より小さいためです。年収800万円あたりで逆転します。

毎月の給与から引かれる額と年税額が違うのはなぜですか?

令和8年は過渡期で、毎月の源泉徴収は改正前の税額表、年末調整で計算する年税額は改正後の控除額を使います。差額は12月の年末調整で精算されます。

ふるさと納税や医療費控除を入れたい

このツールは給与所得と基礎控除・扶養控除・社会保険料控除だけを扱っています。医療費控除・生命保険料控除・住宅ローン控除などがある場合は、その分だけ課税所得が下がるので実際の税額はここより少なくなります。

所得税はいつ払いますか?

会社員は毎月の給与から源泉徴収され、12月の年末調整で精算されます。住民税と違って前年所得ベースではなく、その年の所得にかかります。