雇用保険計算|2026年度の制度で自動計算
賃金から雇用保険料を計算
毎月の雇用保険料 1,500円
年間では 18,000円。労働者負担の料率は 5/1,000 です。
2026年度(令和8年度)の制度で計算しています(料率の取得日:2026年8月29日)。出典:厚生労働省「令和8年度雇用保険料率のご案内」
雇用保険計算の使い方
1. 月の賃金総額を入れる
基本給・残業代・各種手当・通勤手当を含めた総支給額です。
2. 事業の種類を選ぶ
一般の事業か、農林水産・清酒製造か、建設かで料率が変わります。
3. 年額を確認する
賞与にも同じ料率がかかるので、賞与額を足した年間の賃金総額で計算してください。
計算に使っている2026年度の料率・控除額
雇用保険料率(2026年4月1日〜2027年3月31日)
| 事業の種類 | 労働者負担 | 事業主負担 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 一般の事業 | 5/1,000 | 8.5/1,000 | 13.5/1,000 |
| 農林水産・清酒製造の事業 | 6/1,000 | 9.5/1,000 | 15.5/1,000 |
| 建設の事業 | 6/1,000 | 10.5/1,000 | 16.5/1,000 |
前年度からの変更
| 事業の種類 | 2025年度の合計 | 2026年度の合計 |
|---|---|---|
| 一般の事業 | 14.5/1,000 | 13.5/1,000 |
| 農林水産・清酒製造の事業 | 16.5/1,000 | 15.5/1,000 |
| 建設の事業 | 17.5/1,000 | 16.5/1,000 |
雇用保険計算でよくある間違い
標準報酬月額を使ってしまう
雇用保険だけは賃金総額ベースです。健康保険や厚生年金と同じ標準報酬月額を使うと金額がずれます。
通勤手当を除いてしまう
雇用保険では通勤手当も賃金に含めます。所得税の非課税とは扱いが違います。
賞与を計算に入れ忘れる
賞与にも同じ料率がかかり、上限もありません。
古い料率(5.5/1,000)のまま計算してしまう
2026年度は5/1,000に引き下げられています。
ケース別の目安
| 月の賃金総額 | 一般の事業(月) | 建設の事業(月) | 一般・年額 |
|---|---|---|---|
| 200,000円 | 1,000円 | 1,200円 | 12,000円 |
| 250,000円 | 1,250円 | 1,500円 | 15,000円 |
| 300,000円 | 1,500円 | 1,800円 | 18,000円 |
| 400,000円 | 2,000円 | 2,400円 | 24,000円 |
| 500,000円 | 2,500円 | 3,000円 | 30,000円 |
よくある質問(FAQ)
2026年度の雇用保険料率はいくらですか?
- 一般の事業は労働者負担5/1,000、事業主負担8.5/1,000で合計13.5/1,000です。農林水産・清酒製造の事業と建設の事業は労働者負担6/1,000になります。適用期間は2026年4月1日から2027年3月31日までです。
前年度から下がったのですか?
- 下がりました。2025年度は一般の事業で労働者負担5.5/1,000、合計14.5/1,000でしたが、2026年度はそれぞれ5/1,000、13.5/1,000になっています。
雇用保険料は何をもとに計算しますか?
- 賃金総額です。健康保険や厚生年金のように標準報酬月額を使うのではなく、実際に支払われた賃金にそのまま料率をかけます。そのため残業代が多い月は保険料も増えます。
賞与からも引かれますか?
- 引かれます。賞与も賃金総額に含まれるため、同じ料率がかかります。健康保険や厚生年金のような上限はありません。
通勤手当も対象になりますか?
- なります。雇用保険では通勤手当も賃金に含めて計算します。所得税では非課税でも、雇用保険料の計算対象にはなる点に注意してください。
パートやアルバイトも加入しますか?
- 週の所定労働時間が20時間以上で、31日以上の雇用見込みがあれば加入します。学生は原則として対象外ですが、夜間・通信制などは例外があります。
雇用保険料を払うと何が受けられますか?
- 失業したときの基本手当(失業保険)のほか、育児休業給付、介護休業給付、教育訓練給付などが受けられます。