市町村民税所得割額早見表と自動計算
年収から市町村民税の所得割額を計算する
市町村民税の所得割額 102,300円
道府県民税の所得割額は 68,200円、所得割の合計は 170,500円。均等割 4,000円 と森林環境税1,000円 を足した住民税の年額は175,500円 です。
| ステップ | 金額 |
|---|---|
| 給与所得 | 2,760,000円 |
| − 所得控除の合計 | 1,030,000円 |
| = 課税標準額(1,000円未満切捨て) | 1,730,000円 |
| 市町村民税の所得割(6%) | 102,300円 |
| 道府県民税の所得割(4%) | 68,200円 |
| 調整控除 | 2,500円 |
| 均等割 | 4,000円 |
| 森林環境税 | 1,000円 |
| 住民税の年額 | 175,500円 |
標準税率で計算しています(自治体によって均等割に超過課税がある場合があります)。出典:総務省「個人住民税」(標準税率)/諏訪市「人的控除の差と調整控除の計算方法」
この金額が必要になる場面
- 保育園・こども園の保育料の階層区分
- 高等学校等就学支援金(高校無償化)の判定
- 児童手当の所得制限
- 公営住宅の入居資格・家賃算定
- 自治体の各種助成金・給付金
いずれも住民税の合計額ではなく市町村民税の所得割額だけを使うのが普通です。道府県民税を足してしまうと判定を誤ります。
計算式
課税標準額= 給与所得 −(社会保険料控除+基礎控除43万円+扶養控除など)※1,000円未満切り捨て
市町村民税の所得割額= 課税標準額 × 6% − 調整控除 ※100円未満切り捨て
道府県民税の所得割額= 課税標準額 × 4% − 調整控除 ※100円未満切り捨て
出典:総務省「個人住民税」(標準税率)/諏訪市「人的控除の差と調整控除の計算方法」
年収別の市町村民税所得割額早見表
| 前年の年収 | 課税標準額 | 市町村民税の所得割 | 道府県民税の所得割 | 住民税の年額 |
|---|---|---|---|---|
| 200万円 | 530,000円 | 30,300円 | 20,200円 | 55,500円 |
| 300万円 | 1,140,000円 | 66,900円 | 44,600円 | 116,500円 |
| 400万円 | 1,730,000円 | 102,300円 | 68,200円 | 175,500円 |
| 500万円 | 2,380,000円 | 141,300円 | 94,200円 | 240,500円 |
| 600万円 | 3,030,000円 | 180,300円 | 120,200円 | 305,500円 |
| 700万円 | 3,720,000円 | 221,700円 | 147,800円 | 374,500円 |
| 800万円 | 4,470,000円 | 266,700円 | 177,800円 | 449,500円 |
| 1000万円 | 6,120,000円 | 365,700円 | 243,800円 | 614,500円 |
扶養なし・社会保険料は年収の15%として計算した目安です。実際の額は生命保険料控除などによって下がります。
均等割と森林環境税
| 項目 | 標準税率 |
|---|---|
| 市町村民税の均等割 | 3,000円 |
| 道府県民税の均等割 | 1,000円 |
| 森林環境税(国税) | 1,000円 |
| 合計 | 5,000円 |
所得割額の計算でよくある間違い
住民税の合計額を所得割額として出す
均等割と森林環境税を含めないでください。所得割だけを見ます。
道府県民税を足してしまう
市町村民税(6%分)だけです。年収400万円なら102,300円で、道府県民税の68,200円は含みません。
所得税の基礎控除で計算する
住民税の基礎控除は43万円です。所得税の104万円ではありません。
今年の年収で計算する
住民税は前年の所得にかかります。今年6月からの住民税は昨年の年収で決まっています。
よくある質問(FAQ)
市町村民税の所得割額はどこで分かりますか?
- 毎年6月ごろに配られる「住民税決定通知書(特別徴収税額の決定・変更通知書)」の「市町村民税所得割額」の欄です。手元にない場合は、このページのツールに前年の年収と社会保険料を入れると目安が計算できます。
所得割額の計算式を教えてください
- 課税標準額 × 6%(市町村民税)− 調整控除 − 税額控除、100円未満切り捨てです。課税標準額は「給与所得 − 社会保険料控除 − 基礎控除43万円 − 扶養控除など」で、1,000円未満を切り捨てます。
課税標準額とは何ですか?
- 所得から所得控除を引いた金額で、税率をかける前の金額です。年収400万円・社会保険料60万円・扶養なしなら、給与所得2,760,000円 − 600,000円 − 430,000円 = 1,730,000円になります。
保育料の判定にはどの金額を使いますか?
- 多くの自治体が「市町村民税所得割額」を使います。住民税の合計額でも道府県民税込みでもなく、市町村民税の所得割だけです。住宅ローン控除や寄附金税額控除を適用する前の金額を使う自治体が多いので、通知書の欄をよく確認してください。
均等割はいくらですか?
- 標準税率で市町村民税3,000円+道府県民税1,000円の合計4,000円です。これに森林環境税1,000円が加わって、実際の請求は5,000円になります。自治体によっては超過課税があります。
調整控除とは何ですか?
- 所得税と住民税で人的控除(基礎控除・扶養控除など)の額が違うことによる負担増を調整するものです。課税所得200万円以下なら人的控除の差の合計と課税所得の少ないほうの5%、200万円超なら別の式で計算し、最低2,500円です。
住民税はいつの所得にかかりますか?
- 前年の1月1日から12月31日までの所得です。今年6月から翌年5月にかけて天引きされます。新社会人の1年目に住民税が引かれないのはこのためです。
自治体によって金額は違いますか?
- 所得割の標準税率は全国共通で市町村民税6%・道府県民税4%です。ただし一部の自治体では均等割に超過課税があり、数百円から1,500円ほど高くなることがあります。